校長室ミニミニコンサート#1

2024.09.25

5月に校長室にグランドピアノを入れ、演奏に来てくださる生徒もいて、とても嬉しく思っています。
この度、そのピアノを使ってプロの演奏者の方に海城生のための小さなコンサートを開いていただくことを考えました。
その第一回として岡田奏さんのミニミニコンサートを開催いたします。
年に何回かこのようなミニミニコンサートを開いていきたいと思っています。
そしていつか生徒によるミニミニコンサートができる日が来ることを夢見ています。

上記の文章は、9月初旬に大迫校長から生徒たちに送られた「校長室ミニミニコンサート」のお知らせです。

校長室には24名限定のプレミアムシートが設えられ、鑑賞希望の生徒が9月21日(土)の放課後、校長室に集まってきました。

ショパン『子犬のワルツ』
バッハ『平均律第1巻第1番よりプレリュード』
クープラン『神秘的なバリケード』
ドビュッシー『月の光』『花火』
ショパン『幻想即興曲』『バラード1番』
シューマン『献呈』

約1時間にわたる贅沢な演奏会。
生徒たちは岡田奏さんの美しい演奏に聴き入っていました。

演奏会のあとは、何人もの生徒が校長室に残って、ピアノのことや演奏した曲のことなど、岡田さんに質問をしていました。

これからまた多くの生徒たちが校長室にピアノを弾きに来てくれることでしょう。
次回の「校長室ミニミニコンサート」も楽しみです。

■岡田奏さんプロフィール

15歳で渡仏。パリ国立高等音楽院のピアノ科と室内楽科を最優秀で卒業、修士課程を最優秀で修了し、第3課程アーティスト・ディプロマ科を修了。

8歳でリサイタル・デビューし、これまで、ソロや室内楽のみならず、国内外の著名なオーケストラや指揮者と共演。現在演奏活動はヨーロッパ各地、韓国、中国、アメリカ、ベネズエラに及び、海外音楽祭からも招聘されている。

コンクールでも多数の優勝歴をもつ。主なものとして、2013年第8回プーランク国際ピアノ・コンクール第1位、2013年第12回ピアノ・キャンパス国際コンクール第1位を獲得したほか、2016年エリザベート王妃国際音楽コンクールでファイナリスト入賞。これまでに3枚のソロCDをリリース。

現在、芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド講師、一般財団法人地域創造による公共ホール音楽活性化事業(おんかつ)支援登録アーティスト、東京音楽大学指揮科特別アドヴァイザー。